【2026年】クリレスHD株主総会レポート|株主還元に期待大

createrestaurants-agm-report2026

こんにちは。投資歴17年の兼業主婦コイケです。

先日、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)の株主総会に参加してきました。

結論、『株主還元に積極的』と感じガチホを決意しました。

この記事では、みなさんにも総会の疑似体験をしていただける「リアルな内容」と「ガチホ決意の理由」をお届けします。

目次

クリレスHDってどんな会社?

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(以下クリレスHD)は、「しゃぶ菜」や「磯丸水産」など多様な飲食店を全国に展開する大手外食グループです。

独自の「マルチブランド戦略※」により、カフェから和食まで街のニーズに合わせた身近なお店を数多く運営しています。

※マルチブランド戦略とは…
一つの企業が毛色の異なる複数のブランドを同時に展開し、市場の多様なニーズへの対応とリスク分散を両立させる出店戦略のこと

まずは、会社の基本データをおさらいします。

会社概要

事業内容レストラン事業、居酒屋事業、ベーカリー事業、
パーパスレストランをクリエイトする
主力ブランドしゃぶ菜、雛鮨、TANTO TANTO、やさい家めい、かごの屋、磯丸水産 など
設立1997年4月
売上高1,654億円(2026年2月期 連結実績)
従業員数社員4,468名 臨時従業員26,922名(2026年2月末日現在)
会社HPhttps://www.createrestaurants.com/

▼業績推移(出所:SBI証券)

株式情報

コード3387
業種小売業
株価709円(2026年5月27日終値) ▶現在の株価を見る
1株配当金5円(利回り0.71%)
株主優待グループ各店舗(一部店舗を除く)で利用できる株主優待券(年2回)
100株以上:1,500円分
200株以上:3,000円分
300株以上:4,000円分
400株以上:5,000円分
500株以上:6,000円分
800株以上:8,000円分
1,200株以上:10,000円分
2,000株以上:14,000円分
6,000株以上:20,000円分
12,000株以上:24,000円分
18,000株以上:30,000円分

※上記に加え、継続保有1年以上で追加贈呈
800株以上:2,000円分
6,000株以上:4,000円分
12,000株以上:6,000円分
18,000株以上:8,000円分
権利確定月2月、8月
還元方針業績や財務状況等を勘案した上での安定的な配当

▼配当金推移グラフ(出所:YAHOO!ファイナンス)

コイケの保有目的

完全に優待目的です。

たまに利用する「かごの屋」で使いたいな~と思って買いました。1単元10万円以内で買えるのと、単元数が増えるにつれて優待も段階的に増える点が高評価です!

私のロジカル投資戦略の指標(※)には全く合致していませんが、今後も「お楽しみ銘柄」としてガチホ予定です♪

 ※コイケ流ロジカル投資ルールクリレスHD
配当利回り3%以上0.71%
還元姿勢連続増配実績、または累進配当、DOE採用いずれもナシ
財務健全性自己資本比率40%以上31.3%
成長性業績が右肩上がりであることコロナ禍後はOK

見事にマイルールから外れている…っ!

クリレスHDの株主総会レポート

株主総会に関するデータを表にまとめました。

株主総会概要

議案名第29期 定時株主総会
日時2026年5月27日(水) 午前10時
場所品川グランドセントラルタワー3階ザ・グランドホール/東京都港区
アクセスJR品川駅東口(港南口)より徒歩5分
所要時間108分
参加人数約200名。全座席の7割ほど
お土産なし(招集通知に「お土産は予定しておりません」と記載あり)
配布資料招集通知(詳細版)
その他ペットボトルのお水(アスクル310ml)

総会会場について

品川駅からはスカイウェイで真っ直ぐ+総会看板を持った案内の方がいたのでわかりやすかったです!

3階へのエスカレーターは一人乗りなので、帰りは行列でした…。

総会お土産について

招集通知に「お土産なし」と記載があったとおり、お土産はありませんでした。

最近はお土産が廃止され、オンライン議決権行使するとクオカードが当たるなど、総会は「行く場所」から「ネットで参加する場所」へシフトしていますね。

企業としてはコストを抑えつつ、東証改革に対応して議決権(賛成票)をしっかり集めたいという狙いが見え隠れします。

お土産がなくて寂しい反面、無駄な経費が削られて、その分が株主還元に回るなら大歓迎です。

事業報告

・地政学リスク、インフレ、インバウンド伸び悩み、人件費などのコスト高など厳しい状況が継続している

・3本柱に基づき実施
 →既存店舗の来客数アップ
 →高価格、新規事業
 →海外事業

SFPホールディングスとの合併について

・中期経営計画のための戦略的決断

・合併目的:①経営資源の効率化、②人的資本の活性化、③グループ連邦経営 

・SFPは6/29で上場廃止

・優待は、磯丸水産、鳥良商店で継続利用可能

中期経営計画の進捗

・成長の3本柱を並行して推進
 ①本質的価値の進化:居酒屋事業、コアブランド、新業態にてQSC(品質・接客・清潔さ)向上を徹底
 ②シナジーのあるM&A:年間2件以上目指す
 ③海外事業の拡大:欧州、アジア

・各社のトップ交代で若手起用など

還元策

・重要政策と位置付けている

・安定配当を目指す

・6期連続増配

株主アンケート結果

・回答数4900人超、11月実施

・電子化、1円単位で使えるなど、利便性向上への高評価意見が多かった

・ブランド展開の多彩さの評価が高かった

・価格を上回る価値を感じてもらえる店舗づくりを目指す

質疑応答内容

会場では18名の方から質問がありました。

以下、質問をクリックすると回答が表示されます。

会長へ、これまで会社を成長させてきた信念を教えて

変化を大事にする柔軟性。2000年に三菱商事とのJVで発足して、今年で25周年。

外食業として後発だったが環境に応じて対応してきた。マルチブランド戦略で10年くらい、その後M&Aを実施で現在に至る。変化対応力が大事なDNA

今後、インフレを勘案した優待拡充はある?

優待利回りを考慮しながら拡充を検討する

(意見)違和感を感じた点。①質問時に名前を名乗るのは変。
②開かれた株主総会のために開催時に総議決権数を開示すべき。

貴重なご意見に感謝。改善していく。※質疑応答の後、総議決権数の開示がありました。

人的資本経営について。具体的な改善策は?

労働環境を含め、カスハラに対しては基準を設けてマニュアル作成。休暇取得は目標定めて取得できるよう。3年連続年間5%昇給など。

①優待使えない店ある。
②牛タンは今後伸びると思うので出店したらいいのでは?

①ご指摘の店は別企業の店舗(非常に角の立たないマイルドな言い回しで)
②専門店増やすのは難しいが取り扱っている店を増やすなど検討したい

①「いっちょう」にもWi-Fi導入したら?
②既存店来客アップについて、株主からもアンケート回答してもらったら?

①モバイルオーダー店舗に優先的に配置。改善に努める
②次回工夫したい

飲食以外の事業はある?今後計画はある?

他事業はしていない。レストランに集中することがパーパス。

①(要望)SFPブランドを増やして欲しい。
②麻辣担に注力してるが、流行り廃りが早いものへのリスクマネジメント方針は?

②SCの出店基準が、その時々のトレンドを重視している。業態のライフサイクルはあるが、SCのいい場所を確保するため業態変更で対応している。定期的にチェックし行動している。

①SFPとの合併で株主はどれくらい増えるか?
②SFPの経営陣に対する評価は?
③世間ではM&Aの不正が目立つがどのような対応をしているか?

①約4万人。半分がクリレス株主なので純増2万人ほど
②素晴らしいブランドを一から育ててきた素晴らしい経営陣
③統合作業をする際、子会社の管理業務を受託して子会社任せにしない。組織風土の重要性。内部通報しやすい風土づくり。

※社外取締役より:数字を見て理解する。内部統制上の不備がないか?会計監査人との密な連携。の3点

大株主(株式会社G&Company)との関係は?

会長の資産運用会社。取締役会で報告受けている

①QSCについて。料理なのか?什器備品についてどう考えているのか?
②クオリティの見直し要望
③優待アプリにクーポン配信など検討しているか?

①全てのクオリティを向上させる。最も最適な料理空間を提供したい
③アプリについて検討中。すぐには実現しないがご期待ください

(苦言)卓上コンロのガスボンベ交換が重なった経験から、マニュアル外でも配慮ある接客を望む

マニュアル内にあるかを含めただちに確認、改善をします。

優待アプリの利便性が良いので、優待だけではなく他機能充実(ギフトカードやマップ)を希望

ギフトカードは機能的に搭載可能。マップはアプリ上で見れるよう検討

経営陣がプライベートでも使うお店やメニューは?

(一人の取締役から回答)麻辣担。近日、娘の彼氏との初対面で六本木八山(はっさん)に行く予定

食品ロスの対応は?

サステナビリティの5つの重点事項のひとつとして取り組んでいる。調理でロスが出ないよう全店で。農家から通常出荷できない形の悪い野菜などを仕入れる。廃棄、再利用率に基準値を設け取り組んでいる

インバウンド客に対してどう取り組んでいくか?

団体旅行へは、各国の旅行代理店に営業かけている。個人向けは、インバウンド多い店舗での多言語化やSNSを活用

株価について。経営として今の株価をどう評価するか?施策は?

中長期的に企業価値(業績)を上げるのが本筋と思っている。配当だけでなく優待拡充を図り総合利回りを考慮したい。SFPとの合併で、6.6%の株式の希薄化が起こるが、PL上は一株あたり利益は上がる

※社長より:外食産業が置かれている環境変化が激しい。変化はチャンス。構造改革を行なって中長期的に企業価値向上を通じて株価を上げたい

特定技能人材の受入が打ち切りになったが、どのような対策を取っているか?

比較的早めから特定技能採っていたが今後は厳しい。シニア、中途などを様々な媒体で採用していく。また、働きやすさ向上の取り組みで定着率を上げる。定着率は上がりつつある。

社長:セルフレジ、モバイルオーダーなどDXに取り組んでいる。ホスピタリティに関与しない部分で効率化を図りたい

クリレスHD株主総会の感想

コイケの注目ポイント

SFPとの合併について詳細が知りたいと思って総会に臨みました。

市場はマイナス要素と捉えて株価が冴えませんが、どういう意図での合併なのか?と。

【結果】説明では、合併によりPL上の一株利益は上がる、優待拡充、といったワードが聞けて安心。「将来的に悪いようにはしないよ」ということだと脳内翻訳しました。

つい目先の株価上下に気持ちが揺さぶられますが、目的は優待!これが揺るがなければ私的にガチホなのです!

当日の会場レポート

・参加株主の層:男女半々~若干男性が多い印象。平日開催なのでご年配者中心

・総会の雰囲気:語気強い苦言が呈された時は空気がピリッとしましたが、ほど良い緊張感がありつつも平穏でした

・経営陣の印象:配慮や温かみを感じつつも的確な社長の話し方が好印象でした

良かった点、気になった点

良かった点

①生の言葉で聞く信頼感
優待に関する質疑応答の際、「拡充を図りたい」といった趣旨のことを何度か言っていました。単純に優待金額がUPするという意味ではないと思いますが、優待アプリの利便性向上などにより株主の満足度を上げようとする意欲を感じました。書面だけではわからない熱量を生で感じられ、ガチホを固く決意。


②戦略について知れた
正直、クリレスHDについてはいくつかのブランドを知っている程度の理解でした。総会で改めて、マルチブランド戦略をとっていて、商業施設中心に出店している点が好調のポイントということを知りました。会社について深く知るきっかけになり、総会に参加して良かったです。

気になった点

①業態が外食産業のみ
外食に1点集中型なので、再びパンデミックなどによる外出自粛が行われたときにダメージ大。
外食店への食材卸売や、中食(なかしょく)や通販、M&Aなどの自社ノウハウを外販するなど、本業を下支えできる他事業があると安心できると思いました。

今回の総会参加・総合評価

経営陣の熱量
納得度(投資判断のしやすさ)
満足度

【総評】

投資歴は17年ですが知識が浅い万年初心者投資家なので、企業深堀りという意味で参加して良かったです。

そして経営陣のお話ぶりやそこからにじみ出る人柄も、その会社への投資判断の材料になると思っています。その意味で、私は「ガチホで大丈夫!」と思いました。優待お楽しみ銘柄として継続保有したいと思います。

今後の投資判断

・投資判断:ガチホ

正直、コイケが目指す配当金生活の銘柄選定基準にはひとつも合致しない銘柄です…。

ですが、株主優待でお気に入りの店のタダ飯にありつけるとなれば話は別!

利回りもまずますです♪100株優待利回りは4.23%、配当合わせた総合利回りは5.64%。

予算を抑えて一番効率よく優待をもらうなら、利回り最高の100株または200株保有がベスト

まとめ:クリレスHDは、優待拡充に期待大!

この記事では、クリレスHDの株主総会レポートをお届けしました。

まとめ

・株主総会に参加して、株主優待の拡充に意欲的と感じた

・効率よく優待をもらうなら、利回り最高の100株または200株保有がベスト

・コイケ的に、クリレスHDの株は「ガチホ」判断

私にとって、今回のクリレスHDの株主総会は、人生で4社目の株主総会でした。(1社目:ファンケル、2社目:資生堂、3社目:ミルボン)

初の外食産業の総会でしたが、質疑応答の内容から普段から利用している株主の方が多いように見受けられました。

今月6月はまさに総会本番シーズン!また気になる会社の総会に突撃したいと思います。

本日の株格言:麦わら帽子は冬に買え

先人の教えを活かすべく、今のコイケの状態に照らし合わせて株の格言をご紹介します。

麦わら帽子は冬に買え

【格言】
麦わら帽子は冬に買え

【意味】
誰も注目していない時期や、ちょっと人気が落ちて静かな時こそ、将来必要なものを安く仕込んでおけという意味です。

【教訓】
周りのブームや大騒ぎに流されることなく、あえて人の行く裏道を歩み、未来を見据えて一歩早く行動する重要性を説いています。

コイケの経験談

ヤマハ発動機(7272)が2026年2月に利益大幅減により大幅減配を発表し、株価急落したときに、「さすがに下げすぎ!」とすかさず拾いました。かなりいいポイントで買えたので、狙い通り現在は含み益になっています。

悪材料が出た直後は最大瞬間風速でとんでもなく下げますが、回復見込みもないような不安材料でなければ経験上だいたい株価は戻ります。

(私の持ち株「千趣会」は、先の見通しが立たない上に優待廃止になったため株価激下がりのまま浮上しない悪いケース…)

「企業の芯が強いのに、一時的な悪材料で売られている時」は最高の買い場になります。目先の数字に惑わされず、その企業の未来を見極めることが大事ですね。

※本ブログは個人の投資記録であり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次