【2026年】資生堂株主総会レポート|私がガチホを決めた理由

資生堂4911株主総会レポート

こんにちは。投資歴17年の兼業主婦コイケです。

先日、資生堂の株主総会に初めて参加して『構造改革の本気度』を感じガチホを決意しました。

この記事では、みなさんにも総会の疑似体験をしていただける「リアルな内容」と「ガチホ決意の理由」をお届けします。

目次

資生堂ってどんな会社?

日本を代表する化粧品メーカーであり、世界90の国と地域で展開する「SHISEIDO」。

まずは、会社の基本データをおさらいします。

会社概要

事業内容化粧品事業を主とし、レストラン事業、教育・保育事業など
スローガン一瞬も 一生も 美しく
主力ブランドSHISEIDO、クレ・ド・ポーボーテ、NARS、エリクシール、アネッサなど
売上高9700億円(2025年12月期実績)
会社HPhttps://corp.shiseido.com/jp/

▼業績推移

資生堂業績推移
出所:SBI証券

株式情報

コード4911
業種化学
株価3046円(2026年3月25日終値)
1株配当金60円(利回り1.97%)
株主優待※1年以上保有要件あり
①以下ポイントを自社ECサイトで利用、または ②自社商品、または ③寄付

100株以上:1500ポイント
400株以上:5000ポイント
1000株以上:10000ポイント
2000株以上:12000ポイント
権利確定月12月
還元方針DOE2.5%以上、機動的な自社株買い

コイケの保有目的

一言でいうとファンで「推し活」目的

配当利回りはイマイチですが、株主優待もあるのでガチホ予定です。

私のロジカル投資戦略の指標には合いませんが、構造改革による『V字回復』ができるか今後の動向を注目している大好きな銘柄です。

資生堂の株主総会レポート

株主総会に関するデータを表にまとめました。

株主総会概要

議案名第126回定時株主総会
日時2026年3月25日(水) 午前10時
場所帝国ホテル 孔雀の間(東の間)/東京都千代田区
アクセスJR有楽町駅より徒歩5分/各線日比谷駅より徒歩3分
所要時間1時間半
参加人数約400名。全座席の7~8割ほど
お土産なし(招集通知にお土産なしと記載あり)
配布資料総会の各種お知らせ&アンケート回答依頼のA5サイズちらし
その他会場の外にウォーターサーバーあり

総会会場について

昨年も同じく帝国ホテルの「孔雀の間」だったそうですが、今年は昨年の半分の広さとのこと。

2024年はお土産ありで参加者1000名超。翌2025年はお土産廃止で400名強だったので、その人数に合わせたのでしょう。参加人数に対してちょうど良い塩梅の広さで、その予測確度の高さに驚きです。

会場の是非については、質疑応答でも取り上げられていました。

コイケ的には、以下の理由から帝国ホテル開催で良かったと思います。

  • 会社の格式を示す場としてふさわしい

    資生堂と同じく明治創業の老舗ホテルである帝国ホテルという格式高い場所での開催は、「一流企業の株主である」という誇りを感じることができ株主冥利に尽きます。

    20代くらいのお若い株主の方も質疑応答の際に言っていましたが、総会という場でなければ帝国ホテルには近づきがたいのでいい経験でした。
  • アクセスが良くわかりやすい

    場所がわかりやすく、東京ミッドタウン日比谷もほど近いので総会帰りにお茶やランチがしやすい便利なエリア

総会お土産について

招集通知に「お土産なし」と記載があったとおり、お土産はありませんでした。

株主総会のお土産は近年多くの企業で廃止の流れになっていますが、資生堂の商品の良さを知ってもらう意味で自社商品のサンプルでもいいから配布があればいいのにな~と思いました。

そこから商品の購入につながるケースも少なくないと思いますし。

私なら、試して良ければ買ってリピートします!

事業報告

  • 4期ぶり期初計画達成:構造改革の成果が数字に表れてきた
  • 地域ポートフォリオのバランスが良くなった(中国依存が解消傾向)
  • 高収益ブランド(コアブランド、ネクストブランド)が好調
    ※コアブランド:SHISEIDO、クレ・ド・ポーボーテ、NARS
    ※ネクストブランド:Drunk Elephant、エリクシール、アネッサ、フレグランスブランド
地域ポートフォリオ図
※出所:資生堂公式サイト 総会プレゼンテーション資料

2030中期経営計画

  • 世界トップの研究開発力で、最新技術を迅速にお客様の元に届ける
  • ブランドの強みを活かした新商品展開
  • 重要課題:「Drunk Elephant」 ブランド再構築
  • 市場を上回る成長と資本コストを超えるリターンを目指す
※出所:資生堂公式サイト 総会プレゼンテーション資料
※出所:資生堂公式サイト 総会プレゼンテーション資料

質疑応答内容

会場では11名の方から質問がありました。(うち1名は励ましコメントのみ)

以下、質問をクリックすると回答が表示されます。

事前質問

中国への依存度高い。地域ポートフォリオの今後の方針

他地域の成長により中国への依存減ってきた。北米は構造改革済み。外部環境に左右されにくいポートフォリオになってきた。

社外取締役が化粧品業界に精通していないことについて

業界知識に頼ることなく助言できることを重視。企業経営経験を選定要件としている。事前に業界情報は十分に提供される。

会場質問

株価について。高値掴みした私に励ましの言葉をください

次の成長に向けて進めていく。成長が大きく収益につながり、好循環が生まれているので今後もよろしくお願いします。

①総会会場の賃借料考えると自社で開催という手段もあると思う。
②大幅な人員整理する一方で、取締役4人の報酬が高すぎる。問題では?
③ドランクエレファントが足引っ張っているので売却予定は?
④TSUBAKIブランド(現ファイントゥデイ)の買い戻し予定は?

(①について)会場については苦慮した。昨年末時点で株主が初めて14万名を超えた。規模が大きくわかりやすい会場という観点で選定。昨年より半分サイズの会場にした。

社長より:(全般について?)構造改革した上での赤字。どうリターン生み出すか。財務規律を組み込んで判断をする。

全部の質問に会場各所から拍手が起こりました。③④については私も気になるので、具体的な回答が聞きたかったです。

会社として株価をいくらにしたいか?株価を上げるための施策は?

成長により株価が上がる。収益構造を作り、安定的に利益出せる体制に。技術を製品に転化していければ自ずと株価上がると思ってる。

来期増配予定とのことだが、石油高や旅行客減少により実現が厳しいのでは?

現時点では大きな懸念点ない。様々なシナリオ検討済み。必ずコミットした額で行こうと思う。

ここ数年日本人の美に対して疎かになっていると感じる。もっと日本に対して考えて欲しい。

海外生活を経験した際に日本人の肌に対する気持ちが強いと感じた。今後も積極的に対応していきたい。

社長より:日本人ならではの価値提案をしていきたい。

若年層には韓国コスメが人気。そこに対抗する戦略は?

Z世代を積極的にシェアを取りに行く。韓国コスメは市場として大きく成長はしていない。若年層に向けた取り組みを活性化していく。

クオリティと成長について。最近クレドポーボーテの洗顔料が目に染み始めた。クオリティ下がっているのでは?また、店頭でドルックスが見当たらないので、低価格商品もなくさないで。ハイクオリティ、薄利多売、両方頑張って欲しい。

近年処方の変更は行なっていない。クレドポーボーテは大事なブランドなので、高い品質にはこだわっていきたい。

10年後の姿をどう描いているのか?

世界中に届けたい。一瞬も一生も美しく。日常生活をより豊かに。

①TSUBAKI、UNOなど(現ファイントゥデイ)を売った理由は?
②ドランクエレファントが業績圧迫しそうだが、狙った理由は?
③中国戦略について。
④事業所が各地にあるので、昔のように地方でも意見できる場を設けて欲しい。

(③について)2024年に10%減だが昨年は回復基調。中国はEC販売の割合多い。量より質で高価格帯に集中しつつ、中国ならではの市場環境に応じてやる。

社長より:メリハリの効いた戦略が必要。

こちらの質問にも拍手が起こりました。①②の回答が聞きたかったです。

東南アジアは今後成長期待できるが、戦略は?

若者人口が期待できる。コアブランドを成長させる。ECをいかに成長させるかが大事。エリクシールはタイで成功。アネッサはナンバーワン取れてる。アジアでビジネスの軸足を作っていく。

資生堂株主総会の感想

コイケの注目ポイント

資生堂は現在、中国市場の低迷と赤字を受けて株価が調整局面。今回の総会では「V字回復の兆しが見えるか」が最大の焦点

結論、V字回復の兆しが見えました!中国依存から脱却できそうな各施策も確認でき、期待しています。

当日の会場レポート

・参加株主の層:平日開催ということもあり、ご年配者が多かったです。男性の方が多めの印象

・総会の雰囲気:高級ホテル開催で厳かな雰囲気

・経営陣の印象:社内取締役4名とも社歴が長く(ほぼプロパー社員?)、企業文化を守りつつ良い方向へ舵取りする期待感が持てる

個人的には、プロ経営者である前社長の魚谷氏時代に資生堂の大事なものが失われた…と感じています。愛社精神を持った経営陣に立て直しを期待したいです!

良かった点、気になった点

良かった点

①熱量を感じた
経営者陣や株主の雰囲気が確認でき、数字上ではわからない熱量などを感じられる良い機会になりました。3世代でのファン株主もいて、昔から応援している人が多くいる印象でした。(私もですよ!)

②もっと応援したくなった
総会に参加したことで、これまでよりももっと資生堂を応援したい!と推し活熱量が上がりました。

気になった点

①反響が大きかった質問に対して答えて欲しかった
株主質問で2名から言及された、「パーソナルケア事業(TSUBAKI、UNOなどの日用品)売却」、「ドランクエレファント買収」について何らかのコメントが欲しかったです。

会場から拍手も起こったので多くの株主が関心を示しているはず。
※2名とも複数質問をしたので当該質問への回答はナシ

今回の総会参加・総合評価

経営陣の熱量
納得度(投資判断のしやすさ)
満足度

【総評】

今回の総会では、「2030中期経営計画に向けての本気度」を肌で感じることができました。

収益改善への道筋が明確で、地域ポートフォリオがバランス良くなれば順調な伸びが期待できそうです。

今後の投資判断

・投資判断:買い増し

ただ、最近は株価水準が上がり、低空飛行時にキャッチしたコイケの買値からするとずいぶん高値になってしまいました。

様子を見て、少し下げたところで買い増ししたいと思います。(…といっている間にも、上昇を続け年初来最高値をつける執筆日現在)

まとめ:資生堂にV字回復の兆しが見えた

この記事では、資生堂の株主総会レポートをお届けしました。

まとめ

・資生堂の株主総会に参加して、V字回復の兆しが見えた

・ライブで説明を受けることで、データからはわからない経営陣の熱量を感じた

・コイケ的に、資生堂の株は「買い増し」判断

私にとって、今回の資生堂の株主総会は、人生で2社目の株主総会でした。(初めての参加はファンケル)

総会経験はまだ浅いですが、別日に同じ美容系の会社であるミルボンの株主総会にも参加し(詳細は後日アップしますね!)、会社ごとに異なる空気感を肌で感じることができ、株主総会っていいものだなぁと改めて感じました。

本日の株格言:百聞は一見にしかず

先人の教えを活かすべく、今のコイケの状態に照らし合わせて株の格言をご紹介します。

今回は一般的な「ことわざ」をお届け。

百聞は一見にしかず

【格言】
百聞は一見にしかず

【意味】
人から何度も話を聞くより、自分の目で一度見る方が、はるかに正しく物事を理解できるということ。

【教訓】
投資の世界では、ネットの掲示板やアナリストのレポート(百聞)よりも、自分自身で実際に商品に触れ、経営陣の表情を直接確認する(一見)ことで、情報の解像度が格段に上がります。

コイケの経験談

今回、資生堂の株主総会に参加するまでは、「これまでの施策は失敗だったのではないか?」という厳しい目線を持っていました。

しかし、実際に会場での経営陣の雰囲気や意気込みから、書類上のデータからは知り得ない「企業の底力」や「本気度」を肌で感じることができました。

データも大事ですが、現場の空気を感じることも大事。自分の五感を信じて「一見」しに行くことの大切さを改めて実感した一日です。

次回予告

次回は、資生堂の株主優待レポートをお届けします!

※本ブログは個人の投資記録であり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

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